【感想】コロチキナダル著『いい人でいる必要なんてない』を読んでナダルさんの懐の深さを感じました

  • 2022年4月21日
  • 2023年3月12日
  • 書評
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この本、凄すぎます。

ナダルさんは人柄がにじみ出る素敵な文章を書く方だなあと感じました。

ナダルさんの人柄の良さに気づきました。

文章やエピソードの一つ一つから根っこの部分が真面目な人なんだなと感じました。

個人的には社会人時代のエピソード(主に失敗談)が自分と重なる部分があったり、あまりに天然なナダルさんに笑わせてもらいました。

一番笑ったのは、コロチキを組んだ当初、ナダルさんがコンビ名を「みたらし」に、自身の芸名を「ぽてと」にしようと提案していたことです。

却下されてしまったようですが、ぽてと・アンビリバボーでも面白かったと思います。みたらしよりはコロチキでよかったなと思いますが。

さて、本書の中で突然、原稿用紙に手書きで書かれた文章が出てきます。相方である西野さんがナダルさんに受けてメッセージを送るコーナーです。

「拝啓ヒデさんへ」という書き出しで始まるこの文章がとんでもなくアツい。

西野さんの文章を読んでいて、コロチキは周りに対するある種の復讐心みたいなものが強いコンビだなと思います。

学生時代にひどい目に合わせてきた同級生。

的外れなダメ出しをしてきた芸人の先輩。

そんな人たちを絶対に見返してやるという気持ちを西野さんから特に強く感じます。

ナダルさんからは自分の夢のビジョンに向けて頑張りたいという気持ちが強く伝わってきました。

そんな心の原動力を持ったお二人が、今後テレビで、YouTubeで、舞台でどんな活躍を見せてくれるか楽しみです。

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