神田昌典氏の著作等から学んだフォトリーディングのやり方について紹介します。
①その本を読む目的を持つ
なぜその本を読むのか?その本から得た知識を最終的にどういうことに活かしたいのか?自分に質問して目的を明確にします。この時点でその本から得たいものがはっきりしない場合は読まなくてもいい本かもしれません。
②アファメーションを行う
「フォトリーディングを行っている間私は完全に集中している」「私はこの本を読んで〇〇(①で考えた目的)を達成したい」と唱えることで、読書に肯定的な姿勢をとります。気持ちが重要。
③リラックス状態を作る
ゆっくり息を吸い込み、一旦止めてからゆっくり吐き出す深呼吸を3回行います。この時呼吸の度に脳内で「3、2、1」とカウント。そして「1」を思い浮かべる瞬間に綺麗な風景を浮かべ、そこで1時間過ごした後の状態を想像します。こうすることでリラックス状態を作ります。
④予習を行う
1〜2分で軽く本をパラ読みします。主に表紙、帯、目次を読み内容の検討をつけます。絶対に2分より多く取らないことが重要。ここに時間をかけると、脳が短期記憶の形成を始めてしまい、フォトリーディングの邪魔になります。
⑤フォトリーディングを行う
見開き1ページを1〜2秒でめくっていきます。読もうとしなくて良いです。リズムよくめくることが大事です。
この時次のことを意識します。
・本の四隅に意識を向け、行間に意識がいくイメージを持つ。
・脳内で「リラックス、リラックス、4、3、2、1、リラックス」と繰り返し唱えます。(チャントといいます)ペースを一定に保つ目的があります。
⑥終わりのアファメーションを行う
「今本から得た知識は私の脳内に染み込んでいる」「この本から得た知識がいろんな場面で活かされるのが楽しみだ」と唱えます。頭に内容が入っていないとパニックにならないことが大事です。本当にそうなってしまうからです。
⑦2〜3分で復習する
本を20ページずつほどでパラ読みし、キーワードをピックアップして書き出します。(目安として20〜25個ほど)キーワードは本の中で繰り返し登場する言葉です。
⑧ピックアップしたキーワードの中で自分が気になるものに対して疑問点を書き出す。(5〜7分)
これによってそのことを知りたいという欲求を高めます。
⑨休息を取る
10〜20分の休息、できれば一晩寝かせます。この間脳内で情報の整理がされます。
➓高速リーティングを行う
最初から最後まで通して本を読みます。スピードは気になるところで落としても良いです。⑧の疑問点を意識するのが大事です。
以上のやり方で本を高速でインプットできます。